どうも、スタッフの中神です。

入店から1月以上が経ち、少しずつお客様に顔と名前を憶えて頂けて、話しかけてもらえることが増えました。

世間話はもとより、麻雀の検討を投げかけてもらえる時こそスタッフ冥利に尽きるというもの。嬉々としてお相手させて頂いています。

自分の所属する「最高位戦日本プロ麻雀協会」は各地に本部・支部を設け展開している団体ですが、同じリーグで活躍する東海支部の面々だけ見ても思考力や牌理の正確さ、洗練された押し引き判断etc….そのレベルの高さに舌を巻かされます。同時に「自分はその選択は考えなかったけど、確かに得だよなぁ」等と思い知らされる経験は、良い勉強にもなります。

これは実際に卓を囲んで伝わってくるところもありますが、長期スパンでの成績以外にも、一般には伝わりづらい麻雀プロと呼ばれる者たちの「頭のつくり」を垣間見れる機会があるのです。

その良い例が入会後に受験することとなる技能検定と呼ばれる筆記テストです。

技能検定で出題される問題の難易度は、実はそれほど高いわけではありません。点数計算のセクションを例にとってみても、70符、90符、110符といった馴染みの薄い符計算を求められはしますが、これ自体はある程度の習熟度の者なら時間をかければ十分解くことが可能です(そのうち例題をご紹介します)。

しかしそれでも、この点数計算のセクションは難所なのです。そのカラクリは制限時間にあり、先程述べたような「ある程度複雑な」点数計算20問を「6分間」に17問以上正解しなければならないのです。

この6分間という制限時間は想像以上に厳しく、360s÷20=18sで、一問あたり18秒しかかけることができません。それでいて合格ラインが正答率8割強ということで当然、焦りが出てきます。焦れば焦るほど時間は過ぎ、正答率も下がってきます。

言い換えれば「技能」に求められる素養は「速度」と「正確さ」であり、それが「できる」か「できない」かで明確な線引きがされることとなるのです。大会やタイトル戦によってはアマチュアの方や他団体のプロと同卓することもあるでしょう。トッププロならば放送卓で全国の麻雀ファンの厳しい視線にも当てられます。点数計算を含め、そのような場で情けない麻雀を打てるはずもありません。

一見理不尽にも思える技能検定の時間設定にも、「麻雀プロ」は心技体において競技麻雀の模範たるべしとする、最高位戦の強い思想が反映されているのです。

お読みいただきありがとうございました。
主に週末に開催しているフリー
月二回開催している麻雀教室等でお目に掛かれる事を楽しみにしております。

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平日昼は10-17時 4000円
休日昼はランチ付きで 10-17時 5000円(新栄店のみ)

週末フリーはトップチップ無し。
4人打1半荘200円/3打150円でお遊び頂けますよ(東山店のみ)

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麻雀教室も開催してます。

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