緊急事態宣言での休業要請。
出口戦略の話がやっと出てきましたね。

外出自粛が叫ばれ、後に営業自粛という話になっていきました。
麻雀業は最初に自粛要請業種の中に入ってまして、
その当時の事は過去ブログにある通り。
その後、風営法管理業種としてはほぼ同一部類に入るパチンコ店が要請に応じず営業を続けていると大きく報道される事態となりました。

そこで思ったのは、
「客が来るから店を開けるのか、店が開いてるから客が来るのか?」という事。
そもそも外出自粛が徹底されれば営業していても売上無いのだから開店してもね…って事になるわけで、
卵が先か鶏が先かという話を類似例にすれば、前者が先でしょ?という事。
(因みに、卵と鶏の話は、生物学上鶏が先らしいです)

「開いてますか?」
当初の休業要請期間中、こんな問い合わせが結構ありました。
当然事情をご存じない方には説明し、ご理解頂くのですが、
「他もやってなくてさ」
という声には、正直戸惑いました。
それって、当然口には出しませんが<要請なんて無視して店開けてくれ>って事ですか?と。
恐らく他店をご利用のお客様だと思いますが、正直、どうぞ通っていらっしゃるお店が営業再開するまでお待ちください。
という気持ちで電話を切ってました。

休業要請無視して営業してるパチンコ屋に並ぶ客と一緒で、
依存症、自制できない、経験に基づいて言えば自分勝手で面倒な客である可能性が高い事は想像できる訳です。
お店の雰囲気は来店するお客様が作るものだと思ってますので。

ただ、どんなお店も常連のお客様はいらっしゃる訳で、
店員だったり雰囲気だったり、お客様同士の交流の場として利用しているでしょう。
「閉めてるんだよね?」
と常連のお客様に言われれば、お客様の要望に応えられないもどかしさは感じますし
「再開したら連絡して」
と言われるお客様には感謝の気持ちしかありません。

そんな中、パチンコ屋を例に出すまでもなく近隣店舗で営業してる店があったりすれば気分の良いものでは無いです。
麻雀業も同じ警察管轄下の許可営業、自治体の要請には応じるのが筋だと思っているので。

パチンコ屋なんて新台許可出さないとか、釘曲げで立ち入りするとか、ペナルティー与える方法なんていくらでもある。
これだけ報道されて、強権発動しない自治体、警察にも落胆しちゃいますね。

当初の予定より休業予定が伸びてます。
商売なので儲けも大事ですが、矜持はもっと大事(それぞれだとは思いますが)
今は我慢の時と言い聞かせて、お客様を迎えるために店内の掃除を続けてます。